ウィーンで息の合ったダンスを披露するWITHの子どもら=コンツェルトハウス(同行の保護者提供)

 徳島市のミュージカルスクールWITHと県内の和楽器団体などは3日午後7時半(日本時間4日午前3時半)から、音楽の都オーストリア・ウィーンでミュージカル公演を行った。

 WITHの子どもらを中心に、吉野川市のNPO法人太鼓の楽校のメンバー、阿波踊りの有名連「悠久連」の鳴り物奏者ら計約30人が出演。チケットは完売という盛況ぶりで、会場のコンツェルトハウスには約500人の観客が詰めかけ、日本と徳島の文化に触れた。

 第1部はWITHのオリジナルミュージカル、第2部ではウィーン発祥のオペラ曲や、日本の伝統的な歌とダンスを披露した。現地の人々は大いに盛り上がり、一つの曲やパフォーマンスが終わるたびに割れんばかりの拍手や歓声が続いてなかなか次の曲に移れないほど。阿波踊りを披露する場面では観衆も座席から立ち上がり、共に楽しんだ。

 熱心に見入っていた若い女性は「子どもたちが本当にかわいかった。音楽もダンスも最高に楽しめた。またオーストリアに来てほしい」と満足そうだった。

 WITHの内藤順子主宰は「予想をはるかに超える反応と手応えだった。出演者も全力を出しきり、素晴らしい舞台を創ることができた。国境を越えて音楽の素晴らしさや子どもたちの情熱をウィーンの人々に伝えられたと思う」と話した。