広報紙を審査する根本本部長(右)ら=県警本部

広報紙を審査する根本本部長(右)ら=県警本部

 県内の交番や駐在所が発行する広報紙の出来栄えを競う「地域警察広報活動コンクール」の審査があり、最優秀賞作品2点が選ばれた。

 昨年4~11月に作製された約1900点の広報紙や速報紙の中から、事前審査を通過した22点を展示。地域の事故発生状況や行事などを定期的に紹介する「ミニ広報紙部門」は、美馬署清水駐在所の藤川良樹巡査部長、事件事故防止を啓発する「速報紙部門」は、鳴門署撫養町交番の西田さつき巡査がそれぞれ最優秀賞に輝いた。

 藤川巡査部長は新学期の交通マナーや特殊詐欺の多発について紹介。「騙されんといてよ。すぐに警察にゆうてよ」と記し、自身の顔写真を添えて親しみやすさを強調した。西田巡査は黒の背景に白や黄色の文字で「還付金詐欺ご注意を」と大書し、「鳴門市役所の職員を名乗る不審な電話が相次いでいる」などと訴えた。

 根本純史県警本部長らが審査。優秀作品4点も選んだ。1972年から始まり48回目。