徳島駅伝で選手の着用が相次いだピンクの厚底シューズ

 箱根駅伝などで話題を集めた米スポーツ用品大手ナイキの「厚底シューズ」が、第66回徳島駅伝でも旋風を巻き起こしている。

 高校生エース区間の1区(7・1キロ)では、徳島市や板野郡などの6選手が特徴的なピンクのシューズで上位争いを演じた。起伏に富んだ初日最長の8区(12・5キロ)と平たんな12区(4・4キロ)では、それぞれ4選手が厚底シューズで区間新記録をマークした。

 12区の区間記録を9秒縮めた海部郡の樫谷正之さん(35)=会社員=は「ソールに埋め込んだ炭素繊維のプレートがスムーズな走りをサポートしてくれ、スピードが出る」と効果を実感している。

 徳島市のササクラスポーツ田宮本店では1万円台のモデルを扱い、高校生やマラソン愛好家が購入。問い合わせも多いという。

 県内の長距離指導者は「成長期の中高生はしっかりとした走力やフォームを身に付けるのが先決。従来の薄い底のシューズも使いながらトレーニングを積むのが大事だ」と指摘している。