JR四国が8月12~15日の徳島市の阿波踊り期間中、高徳線を走る臨時列車に新型特急気動車2600系の運行を検討している。実現すれば初の営業運転で、鉄道ファンの関心を集めそうだ。
19日に発表された夏の臨時ダイヤによると、特急阿波踊り1号が午後2時42分高松駅発で午後4時11分徳島駅着、2号が午後9時24分徳島駅発で午後11時7分高松駅着。この2本に2600系の使用が検討されている。
午後10時43分に徳島駅を出る4号には、従来型の車両が使われる見通し。特急阿波踊り号は例年12~15日の各日、徳島から高松に向かう1本だけだったが、新型車両で乗客の増加が見込まれることから増発する。
2600系はJR四国の特急気動車としては1989年に投入された2000系以来、28年ぶりの新型車両。現在は訓練運転を行っている。