飯泉嘉門徳島県知事ら13県の知事が加盟する「日本創生のための将来世代応援知事同盟」は20日、若者らが希望を持てる社会づくりについて意見を交わすサミットを徳島市のJRホテルクレメント徳島で開いた。地方での雇用創出や女性活躍の方策を議論。将来世代の支援へ、地方から行動を起こす決意を示した「とくしま声明」を採択し、取り組み推進の機運を高めた。

 高知、広島、三重、宮城など12県の知事と長野県副知事、来賓の山本幸三地方創生担当相が出席。県民ら約340人が参加した。

 「しごとの創生」をテーマにしたパネルディスカッションには、パネリストとして7県の知事が登壇。

 「魅力ある雇用を地方につくらないと、人手不足にもかかわらず人口が流出する」(達増拓也岩手県知事)「育児だけでなく介護休暇も取りやすくするよう(育児に理解がある上司を増やす)『イクボス』に続く新しい姿をつくってもいいのではないか」(平井伸治鳥取県知事)などと意見を出し合った。

 「女性活躍」がテーマのフリートークは6知事・副知事が参加。飯泉知事は、女性の能力向上支援のために設けた「ウーマンビジネススクール」などの取り組みを紹介し、「ワークライフバランスを進めたい」と述べた。

 「メディアドゥ」の藤田恭嗣社長による基調講演もあった。

 最後に、若い世代や女性が活躍できる社会づくりに向け、子育ての負担軽減、結婚支援、働き方改革などに各県が取り組むとの「とくしま声明」を採択した。

 知事同盟は2015年4月に発足。サミットは毎年1回、各県持ち回りで開いており、徳島では初開催。来年は宮城県で行われる。