乃木坂46の絶対女王・白石麻衣さんが7日に卒業を発表したのを受け、メンバーらがブログなどで白石さんへの感謝を述べるとともに、白石さんとの思い出のエピソードを披露し始めた。「身も心もボロボロになっていた時期に寄り添ってくれた」「優しさと愛情をくれた」など、どれも白石さんの優しく温かな人間性を裏付けるものばかりで、SNS上ではファンの間から「まいやん(白石さんの愛称)マジで女神なの?」「泣ける」といったコメントが相次いでいる。

 

 白石さんに先立って卒業を発表している同じ1期生の井上小百合さんは、10日にブログを更新し「乃木坂に入って、初めての厳しいレッスンで体調が悪くなってしまったとき、そのわたしに気づいて『ちょっと待ってて!』ってわざわざ自分の私服を持ってきて、それをわたしに掛けて救護してくれた人がいて、それが白石麻衣って人でした。今まで、いっぱいありがとう」と改めて感謝を述べた。

 その上で、白石さんについて「乃木坂が歩いてきた道のりの中で、本当にたくさんいろんなものを背負って進んできてくれたメンバーの一人だと思いますが、思い返すと、誕生日に顔面ケーキしたりとか、くだらない時間を過ごしたときの思い出のほうがなぜか強くてあったかいです」と、グループ結成当初から8年半の長い道のりを共に歩んできた「戦友」ならではの感慨をつづった。

 8日にインターネット動画配信サービス「SHOWROOM」のレギュラー番組「のぎおび⊿」に登場した2期生の渡辺みり愛さんは、悩みごとがあって身も心もボロボロになっていた時期に楽屋で大泣きしていると白石さんが駆け付けてくれ、次の日には大きな袋に入った大量のお下がりの洋服をプレゼントしてくれて「これあげるよ。ぜひ着てね」と言ってくれたというエピソードを披露した。

 渡辺さんは「困っていたのは違うことだけど、そういう元気付けがすごいうれしかった」と目を潤ませながら振り返り「白石さんってすごいお高いイメージがあって、入ったばかりの後輩は怖いなって思っちゃうんだけど、泣いてる人のそばにちゃんと居てくれる。それは、仲が良い、仲が良くないを問わず近寄ってくれる、本当にすごい良い方です」と尊敬を込めて話した。

 3期生の大園桃子さんは、白石さんを特に慕っていることで知られているメンバーだ。加入当初、仕事が多忙で実家に帰れなかったことで情緒不安定になって泣きじゃくっていた大園さんを、白石さんが「私が東京のお母さんになってあげる」となだめたことから大園さんがあまり泣かなくなり、白石さんを母のように姉のように思っているというエピソードはファンの間で知られている。

 卒業発表当日にいち早くブログを更新した大園さんは「いつも助けてくださいました。よくないことは注意してくれました。ご飯に連れて行ってくださったり、お洋服のお下がりも頂きました」と、愛情を注いでもらったことを振り返り「乃木坂に入る前、私は乃木坂の奇麗な方ということしか知らなかったのに、出会って優しさと愛情をもらって、だいすきになってしまって、つらいです、寂しいです。卒業ライブを耐えられる自信がありません…」と悲しみをつづった。

 昨夏に体調不良で休業した際には、思うように活動できず卒業も考えたと明かした上で、そんな時も白石さんが「心配してくれて、見捨てないでくれて、ご飯に誘ってくださいました。優しさと愛情をもらうたびに申し訳なくり、いつか終わると考えてはすごく寂しくなります。出会わなければすきにならなかったのに。たくさん感謝を伝えて、寂しい気持ちは隠せないけど、涙を流しながらも笑顔いっぱいで見送ることができるように頑張らないと」と懸命に自身を鼓舞した。

 最も加入が新しい4期生の北川悠理さんは8日にブログを更新。初めて臨んだレギュラー番組「乃木坂工事中」の収録の日、本番で思うように話せなかった悲しさから涙を流していると白石さんが話し掛けてくれ、北川さんがアメリカで暮らしていた町のことなどを話すのに耳を傾けてくれたと明かした。「話しているうちに心がすごく落ち着きました。あたたかさが、すごく心にしみました」

 学校のテスト期間中、同期とおしゃべりしたい気持ちを抑えて必死で勉強していた時も白石さんが話し掛けてくれ、家庭科の教科書を一緒に見てくれたとして「すごくうれしくて楽しくて、そこからは頑張れました」と振り返った。北川さんは「小さなことでも困っていると助けてくださったり、不安なときに声をかけてくださったり、数え切れないほどの感謝でいっぱいです」と締めくくった。

 白石さんを尊敬していることで知られる姉妹グループ日向坂46の齊藤京子さんは9日にブログを更新し、乃木坂46メンバーの誰よりも長い約2000字の「白石麻衣さん」と題した文章を公開。デビュー前は「人生でお会いすることがあると思っていなかった」という白石さんと会えた喜びや、白石さんが齊藤さんのことを褒めてくれたことで「うれしいという感情が爆発した」エピソードを明かした。

 白石さんの影響で美容に力を入れるようになり、小さい頃から悩まされていた肌荒れが解消。白石さんがライブに遊びに来て声を掛けてくれると「人生がばら色のようになり、白石さんがいらっしゃったから何でも頑張れました」。そして「なにかつらいことがあった時には白石さんからのお言葉やその時のことなど思い出して乗り越えられました」と、その存在に支えられていたことをつづった。

 白石さんのグループやメンバーに対する愛着が強いことは数々のインタビューなどで知られていたが、これまでメンバーの口から具体的なエピソードが語られることはあまりなかった。同期の1期生はもちろん、後輩の2、3、4期生、そして姉妹グループのメンバーにまで惜しみない愛情を注いでいたことを裏付けるエピソードの数々に、ファンからは大きな反響が寄せられている。

 ツイッター上では「まいやん卒業発表してからの、メンバーのブログのまいやんエピソードが素晴らし過ぎて、毎回泣きそうになる」「え、まいやんってまじの女神なの?」「あの美ぼうで内面も美しいとかやばすぎる」「メンバーからまいやんのすてきなエピソードがどんどん発信されて、まさに(乃木坂46の楽曲)『別れ際、もっと好きになる』状態ですよ」「メンバーのまいやんエピソードまとめた本作って出してくれ」といった感動のコメントがあふれている。(R)