全焼したアパート=12日午後、藍住町勝瑞

 12日午後4時5分ごろ、藍住町のアパート「さくら荘」1号棟から火が出ていると119番があった。木造2階建て延べ約350平方㍍を全焼し、約4時間後に消えた。住民5人のうち2人が徳島市の病院に搬送された。命に別条はない。

 徳島板野署や住民によると、1階に住む無職男性(79)方から出火。男性と、消火器で消そうとした隣室の男性(78)がやけどを負った。住民は全員自力で逃げ出した。

 アパートは築約60年で全18戸(各階9戸)。5人はいずれも1人暮らしの高齢者で、60代女性は「煙が立ち込め、爆発音が聞こえた。あっという間に燃え広がり、恐ろしかった」と話した。

 署や消防が出火原因を調べている。署は現場近くの県道の片側車線(1・6㌔)を1時間にわたって通行止めにした。