消防車両を観閲する出席者=美馬市脇町のうだつアリーナ

水を当ててたるを回転させる消防団員=三好市の池田総合体育館駐車場

 県内9市町で12日、消防出初め式があり、消防団員らが地域の安全安心を守る誓いを新たにした。

 ◆阿南市

 富岡町の市文化会館夢ホールであり、14分団と消防本部などから約500人が出席した。

 原耕団長が、全国で相次ぐ風水害や、近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震などを念頭に「市民の生命や財産を守る消防の重要性が増しており、より一層の尽力をお願いしたい」とあいさつ。功労者の表彰に続いて火の用心を三唱した。

 ◆吉野川市

 山川町の市アメニティセンターであり、17分団の353人が参加した。

 原井敬市長が「各関係機関と連携して防災対応に当たってほしい」とあいさつ。瀬尾誠悟団長は「いかなる災害にも対応できる組織を堅持していきたい」と誓った。功労者らの表彰もあった。

 ◆阿波市

 市場町の交流防災拠点施設アエルワに、30分団の352人が参集した。

 藤井正助市長が「災害や火災の被害を最小限に食い止めてもらいたい」と述べ、安岡秀昭団長が「訓練に励み、新たな決意で精進してほしい」と激励した。功労者らの表彰や団員らによる火の用心三唱などが行われた。

 ◆美馬市

 脇町のうだつアリーナであり、市消防本部や脇町、穴吹、木屋平の18分団の約500人が出席した。

 藤田元治市長が「災害発生時の対応力を高め、市民の防火・防災思想の普及啓発に努めてもらいたい」とあいさつ。市消防団の武田一比古団長が「災害現場で迅速な活動が実践できるように備えてほしい」と訓示した。功労者の表彰や火の用心三唱、消防車両の観閲もあった。

 ◆三好市

 池田町マチの池田総合体育館であり、消防団員764人が参加した。

 黒川征一市長が「皆さんは防災活動の中核をなす地域のリーダーだ」と激励。宮成政信連合消防団長が「日頃の訓練や資機材の点検、火災予防活動に精励してほしい」と訓示した。

 体育館駐車場で池田町消防団第1分団が恒例のたる回しを披露。6人がたるの両側に分かれてホースで水を当て、勢いよく回転させた。

 

 ◆勝浦町

 本団と9分団の240人が三渓の町農村環境改善センターに集まった。

 朔重夫団長が「南海トラフ巨大地震などの有事に対応するため、日頃の訓練に取り組んでほしい」と述べた。功労者表彰や参加者全員での火の用心三唱に続き、勝浦川河川敷に移動してポンプ車10台が一斉放水した。

 ◆牟岐町

 町役場であり、7分団と本部の163人が集合。平山正則団長が「過去の災害を教訓に、町民の生命・財産を守るため、一層任務にまい進してほしい」と呼び掛けた。

 ポンプ車7台が、近くの大川橋付近から青や赤に着色した水を一斉に放水した。

 ◆板野町

 犬伏の町田園パーク健康の館であり、本団と4分団の90人が士気を高めた。

 生田圭一郎団長が「突発的な災害にも現場の最前線に立ち、困難に立ち向かうという信念を持ってもらいたい」と訓示。玉井孝治町長は「地域に密着した消防団は非常に重要で、安心して暮らせる町づくりのためにさらに精進してほしい」と激励した。功労者表彰や火の用心三唱もあった。

 ◆東みよし町

 西庄の町農業者トレーニングセンターに、本団と17分団の285人が集合した。

 松浦敬治町長が「災害発生時は、いかに早く適切な避難行動がとれるかが重要」とあいさつ。河野良雄団長が「地域住民を守るため、これまで以上に力を尽くしてほしい」と訓示した。功労者表彰と火の用心三唱を行った。