懐かしい徳島の風景を捉えた写真展を開いている中山さん=徳島市福島1の市立木工会館

 移り変わる徳島の風景を記録しているアマチュアカメラマン中山馨さん(78)=徳島市=の写真展が、同市福島1の市立木工会館で開かれている。2月2日まで。入場無料。

 1960~80年ごろと現在の様子を対比させた30組60枚を展示。眉山山頂にあった保養施設「スカイランド眉山」のにぎわいや、塩田の広がる鳴門市内、れんが造りの旧県庁舎などを収め、訪れた人は懐かしそうに眺めていた。

 大分県出身の中山さんは就職で徳島に移住し、会社勤めの傍ら撮影の腕を磨いてきた。2010年ごろからは失われつつある風景の撮影を続けている。

 3月末に休館する木工会館の撮影を市地場産業振興協会に申し入れたのが写真展のきっかけ。「取り壊すには惜しい。徳島の産業振興に貢献したこの建物を県民の記憶に残したい」と話している。