とくしま創生アワードでグランプリの賞状を受け取る杉井ひとみさん(左)=徳島市の阿波観光ホテル

 徳島を元気にする事業プランコンテスト「とくしま創生アワード」(徳島県や徳島新聞社などでつくる実行委員会主催)の最終審査会が16日、徳島市の阿波観光ホテルであった。書類審査を通過した3部門の9組が事業プランを発表し、部門ごとにグランプリを選んだ。

 「アイデア」部門では、マツタケの人工栽培を通して、間伐材を利用したバイオマス発電事業を目指す篠原好彦さん(65)=鳴門市大麻町池谷=が受賞。年間売り上げ目標1千万円未満を対象にした「プランI」は、高齢や病気のペットを預かる施設を整え、動物との共生を進めるペット介護ステーションジュエル代表の杉井ひとみさん(60)=徳島市八万町弐丈=が選ばれた。

 年間売り上げ目標1千万円以上の「プランII」は、世界人口の増加に伴う食糧危機対策として食用コオロギの飼育や育種、販売を手掛けるグリラス(徳島市)が輝いた。

 このほか、徳島を訪れた世界各国の人が交流する場を提供している徳島大医学部医科栄養学科2年の伊藤夏実さん(21)が学生賞を受けた。

 審査会には一般参加者ら約140人が来場。アワードのサポーターである徳島ゆかりの経営者や実行委、協賛金融機関の計27人が部門ごとに1組を投票してグランプリを決めた。各受賞者には賞状と支援金30万円の目録が手渡された。