今季初上陸が確認されたアカウミガメの足跡=海陽町大里の大里松原海岸

 海陽町大里の大里松原海岸で26日、アカウミガメの上陸が確認された。日本ウミガメ協会(大阪府枚方市)によると、徳島県内の海岸で上陸が確認されたのは今季初めて。
 
 午前10時ごろ、「大里松原ウミガメを守る会」の中川道生会長(68)が、波打ち際から約80メートル続くウミガメの足跡を発見した。足幅は約70センチで、小柄なサイズ。足跡の折り返し地点には産卵のために穴を掘った形跡があったものの、断念して海に戻ったとみられる。
 
 中川会長によると、昨年の初上陸より11日遅いものの、例年は6月の上陸が多いため、今季は早い方だという。昨年、同海岸には15匹が上陸し、そのうち5匹の産卵が確認された。
 
 中川会長は「これから多くのウミガメが上陸するはず。産卵を見るのが楽しみだ」と話している。