幻想的な雰囲気を漂わせるクマガイソウ=三好市西祖谷山村のかずら橋山草園

 国の絶滅危惧種に指定されているクマガイソウ約1万2千株が、三好市西祖谷山村中尾のかずら橋山草園で白い花を咲かせている。見頃は今月末まで。
 
 ラン科の多年草で、白に淡い赤紫が混じった袋状の花を付ける。今月初旬から咲き始め、中旬に見頃を迎えた。標高約800メートルにある杉林の斜面約千平方メートルに群生し、木漏れ日の下、幻想的な雰囲気を醸し出している。
 
 園を管理する土木業井本清史さん(58)が20年以上前、自宅裏に自生していたクマガイソウを、所有する近くの杉林に移植した。徐々に株が増え、今では県内外から多くの人が訪れる。