表彰式で笑顔を見せる、女子優勝の川合美乃里㊧と2位の黒川日菜子=釣ケ先海岸

【上】優勝した川合美乃里【下】表彰式で笑顔を見せる、女子優勝の川合美乃里㊧と2位の黒川日菜子=釣ケ先海岸

 2020年東京五輪で初採用されるサーフィンの五輪会場となる千葉県一宮町で開かれた国際大会の一宮千葉オープンで28日、女子は日本サーフィン連盟強化指定選手で徳島市川内町出身の川合美乃里(16)=千葉・明聖高2年、川内中出=が優勝した。決勝は徳島県人対決となり、黒川日菜子(20)=フリー、海陽中―海部高出=を退けた。

 世界最高峰の女子プロツアーの下部大会の中で2番目にランクが高い「QS3000」の1試合で、世界の強豪国から48人が参加。五輪会場で行われたハイレベルの大会で県人が1、2位となったことで、五輪出場やメダル獲得へ一気に期待が高まった。

 ◎「本当にうれしい」川合 

 こんなグレードの高い試合で優勝できて、本当にうれしい。後半落ち着いて試合を運べたのが良かった。(東京五輪が開かれる)3年後、自分がこの会場で競技しているイメージも浮かんできた。

 川合 美乃里(かわい・みのり)徳島市川内町出身。川内北小2年のころ、近くの小松海岸でサーフィンを始めた。川内中2年の2014年、日本プロサーフィン連盟の記録では最年少の13歳9カ月でプロ登録。翌15年は同連盟の女子ショートボード部門のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。16年5月、東京五輪競技会場の釣ケ崎海岸がある千葉県一宮町に移住。161センチ、53キロ。

 ◎「逆転され悔しい」黒川

 自分としてはベストの結果だが、ファイナルまで進んだからには優勝したかった。うれしくもあり、悔しくもある。前半リードしたが少しのミスで逆転された。次の試合では優勝したい。

 黒川 日菜子(くろかわ・ひなこ)大阪府枚方市出身。中学3年の時に家族で海陽町に移住した。海陽中を経て海部高を卒業。その後はオーストラリアを拠点に活動し昨年7月にプロ登録した。10月には今大会と同じ会場で行われた日本プロサーフィン連盟の2016年ツアーの女子ショートボード第8戦で初勝利を飾った。152センチ、46キロ。