松茂町は、同町広島に整備する交流拠点施設を核とした観光プログラムを作成するため、体験型観光のモニターツアーを始める。第1弾は文化や食の魅力をテーマに25日に実施する。徳島大生に藍染や農作物の収穫を体験してもらい、意見や感想を求める。
ツアーに参加する学生は昨年度、町の特産品を販売する「まつしげまるしぇ」の運営に協力した3、4年生6人。町歴史民俗資料館で藍染を体験するほか、町特産のレンコンを収穫し、町民と一緒に調理や食事を楽しむ。
3月には海外からの観光客を想定し、県内大学の留学生らを対象にサイクリングツアーを行う。
ツアーを重ねて観光プログラムの内容を検討し、来年度以降に体験型観光事業を民間委託する。