2月22日に勝浦町で開幕する「ビッグひな祭り」を前に、住民有志が西岡商店街(沼江)の店舗や民家の軒先にひな人形を飾る作業に取り掛かった。
老舗和菓子店「前松堂」前には、今夏の東京五輪・パラリンピックにちなみ、卓球のラケットとボールを手に「必勝」と描かれた鉢巻きをした人形や、日の丸の旗を持った人形を設置。フェルトなどで今年の干支「子」(ネズミ)の顔を作り、5色の輪とつなげたデザインの毛せん(縦約1・5メートル、横約1・2メートル)もある。
毎年飾り付けている桂木みち江さん(69)=三渓=は「五輪を題材に盛り上げようと、アレンジを加えた。ぜひ見に来てほしい」と話した。