徳島市の新町川沿い一帯で21、22両日開かれる春の祭典「はな・はる・フェスタ」(実行委、徳島新聞社など主催)のイベント《別表》が5日、徳島新聞社で開かれた実行委総会で決まった。昨年初開催し、好評だった「とくしまグルメ横丁」や恒例の阿波踊り、動物と触れ合える催しなど多彩な内容が予定されている。

 

 とくしまグルメ横丁では、「肉」「麺」「スイーツ」をテーマに15店が出展。阿波牛を使ったコロッケや阿波尾鶏の串焼き、祖谷そば、鳴門金時のアイスクリームなどが味わえる。神戸淡路鳴門自動車道の全面開通20周年を記念し、兵庫名物の「あかし玉子焼き」や「牛すじぼっかけそば焼き」なども販売される。

 阿波踊りは、県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会の有名連33連が藍場浜公園とあわぎんホール、阿波おどり会館で華麗な舞を見せる。いずれも観覧無料。

 しんまちボードウオークでは、秋田犬などと触れ合える「アーバン・ペット・フェスティバル」を11年ぶりに開く。ポニーの乗馬や餌やりの体験もある。エフエム徳島のライブには、県出身のバンド「POLU」、歌手上野優華さんら4組が出演する。

 総会には委員ら約20人が出席。実行委員長に県商工会議所連合会の中村太一会長、副委員長にNPO法人新町川を守る会の中村英雄理事長と、徳島青年会議所の藤川修誌理事長を選んだ。

 問い合わせは徳島新聞社事業部<電088(655)7331>。