里崎さん(左から3人目)らと歓談するフィムン高校の野球部員(右端)=鳴門市撫養町南浜のうずしお会館

里崎さん(左から3人目)らと歓談するフィムン高校の野球部員(右端)=鳴門市撫養町南浜のうずしお会館

 徳島県鳴門市で23日から合宿している韓国・ソウルのフィムン高校野球部員21人が25日、うずしお会館(撫養町南浜)で鳴門、鳴門渦潮両高校の野球部員計31人と交流した。地元出身の元プロ野球選手、里崎智也さん(43)も参加し、野球の話題で盛り上がった。

 谷重幸副市長らのあいさつの後、選手たちは夕食を囲んで歓談。通訳などを介して互いの名前やポジションを紹介したり、試合映像を見せたりしていた。里崎さんは、韓国の高校野球の大会数などについて聞いていた。

 鳴門渦潮高2年の稲葉柊主将(17)は「筋力トレーニングの方法が聞けて楽しかった」。フィムン高3年のチャン・スヒョン主将(17)は「鳴門の選手は練習量が多くて驚いた。いい感じで交流できた」と笑顔だった。

 一行は2月23日まで滞在し、徳島インディゴソックスとの交流試合や市内観光などを行う。