徳島市の新ホール事業の早期実現を目指す住民団体「県都にふさわしいホールの実現を求める会」が25日、ホール建設地にある県有地の使用許可を飯泉嘉門知事に求める署名活動を始めた。1万人以上を目標に2月末まで集め、知事に提出する。
同市のとくぎんトモニプラザで決起集会が開かれ、市内外から65人が参加。小路常芳会長(68)=同市南末広町=が「事業がストップしたため、多くの県民が困っている。一日も早い完成を望む民意を示すため、協力をお願いしたい」とあいさつした。
徳島民踊舞踊の会の諏訪公子会長(76)=同市北佐古二番町=は、県市協議の無期限停止で舞台に立つのを諦めた仲間が大勢いるとして「力を合わせ、新ホール推進の声を上げよう」と呼び掛けた。