自転車にナンバープレートを取り付ける生徒=徳島市川内町の川内中

 徳島市の川内中学校が1日、自転車を利用する生徒に安全運転を促す運転免許制度を導入する。自動車の免許制度と同様、ルールの違反者には違反点数が付けられ、一定点数を超えると自転車が乗れなくなる「免停」もある。県警交通企画課によると、県内の学校では初めて。

 同校によると、免許は通学時や部活動時に自転車を利用する生徒に交付する。現在は約9割に当たる408人が対象となる。

 7種類の項目について違反点数を設定。「無灯火走行」「3列以上の並進」は1点、「ヘルメット不着用」「信号無視」は3点などとした。外部からの連絡などで学校が把握すると、本人に確認した上で加算する。

 累積点数が3、6、9、15点を超えるごとに3日間~半年間の免停となる。免停期間終了時に交通ルールのペーパーテストを受けるなどしないと自転車に乗れない。

 31日には同校でオープニング・セレモニーがあり、車の運転免許証とほぼ同じ大きさの免許証を生徒に交付。3学年と「部活動時のみの利用」の4区分に色分けされた横15センチ、縦8センチのナンバープレートが自転車に取り付けられた。

 生徒会が自転車マナー向上策を検討する中でアイデアが浮上。徳島北署にも相談しながら生徒が内容を考えたという。生徒会長で3年の上田雅紀さん(14)は「免許制度を通じて、交通安全への意識を高めたい」と話している。