葉わさびを使ったちくわを頬張る生比奈小の児童=勝浦町

葉わさびを使ったちくわを頬張る生比奈小の児童=勝浦町

 上勝町特産の「葉わさび」を使った給食が28日、勝浦町の3小中学校で出され、児童生徒約350人が味わった。

 規格外の葉わさびをパウダーにして、衣に混ぜて揚げたちくわが提供された。生比奈小の4年生クラスでは、食事の際に長江知佳栄養教諭が葉わさびの生育条件や特徴などを説明した。

 盛田旺佑君(10)は「葉が食べられるとは思わなかった。おいしかった」と笑顔だった。

 勝浦町で葉わさびを給食で使うのは初めて。パウダーは上勝町の第三セクターいろどりと城西高校(徳島市)の生徒が2017年に共同開発した。