勉強会で饗場教授(左端)と意見交換する中高生=徳島市のとくぎんトモニプラザ

 吉野川第十堰の可動堰化計画を巡る住民投票から20年となるのを記念し、2月1、2日に徳島市の万代中央埠頭で開かれるイベントで、中高生が「若者もの申す」と銘打ったトークライブを開く。政治や社会の課題に対する思いを若者の視点から発信してもらおうとイベントの実行委員会が企画した。

 トークライブは2日午後3時15分から。中高生十数人が、沖縄県名護市辺野古での米軍基地建設を巡る県民投票や国内外の政治情勢、民主主義のあり方などについて約1時間語り合う。

 1998年に「第十堰住民投票の会」が住民投票条例制定を求める署名集めを行った際には、選挙権のない高校生らが自主的に活動した。イベント実行委の伊勢達郎代表が「当時のように若者が参画できる場を設けよう」と発案。実行委メンバーが知り合いの中高生に参加を呼び掛けた。

 参加者は今月中旬から週1回、徳島市内で勉強会を開催。伊勢代表と徳島大総合科学部の饗場和彦教授(政治学)を交え、住民投票の背景などについて学びながら意見を出し合った。

 中心メンバーの城東高2年岡村潮さん(17)は「政治に対する思いを中高生がぶつけ合い、来場者を巻き込んで議論したい」と話している。