徳島地裁

 2019年1月に佐那河内村内の知人男性宅や車に放火したとして、現住建造物等放火、建造物等以外放火などの罪に問われた同村、無職の男(28)の裁判員裁判の初公判が28日、徳島地裁であった。男は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「家を出た母親が心配して連絡してくるのではないかと考えて犯行を決意した。男性には以前に借金を断られており、仕返しする目的もあった」などと述べた。

 弁護側は「精神障害や薬の影響で責任能力が一定程度低下していた」と主張した。

 起訴状によると、19年1月26、27両日の未明、知人男性宅に止まっていた乗用車や木造2階建て住宅の外壁などに灯油をまき、ライターやマッチで放火するなどした。