中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を政府が感染症法で定める「指定感染症」にする方針を閣議決定したことを受け、徳島県は28日、危機管理連絡会議を県庁で開いた。法律に基づく対応手順などを確認したほか、県感染症・疾病対策室と県内6保健所に県民からの相談窓口を開設したことを報告した。
同対策室の担当者が、県内で感染者が出た場合の報告や届け出、患者対応の手順などを説明。医師会や医療機関など関係者を集めた会議を31日に開いて医療提供体制を確認する。
関係部局から17人が出席。県危機管理部の金井仁志副部長が、県民に最新情報の提供を続けることや県施設での感染予防対策、関係団体への周知徹底など求めた。
相談窓口は以下の通り。
県感染症・疾病対策室<電088(621)2228>、徳島保健所<電088(602)8907>、吉野川保健所<電0883(36)9018>、阿南保健所<電0884(28)9874>、美波保健所<電0884(74)7373>、美馬保健所<電0883(52)1016>、三好保健所<電0883(72)1123>