徳島県の2016年の腎不全と肝疾患による死亡率がそれぞれ全国で2番目に高かったことが2日、厚生労働省の人口動態統計速報で分かった。

 腎不全による死亡者数は前年より39人多い242人。死亡率(10万人当たり)は32・4人で5・4ポイント上がり、全国平均の19・7人を大きく上回った。ワースト1位は高知県で35・0人だった。

 肝疾患の死亡者数は121人で3人増え、死亡率は0・5ポイント上昇し、16・2人だった。全国平均は12・6人で、沖縄県が18・3人で最下位だった。

 乳児1千人のうち1歳未満で亡くなった子どもの人数を示す乳児死亡率は3・0人で、前年(2・5人)から悪化して全国ワースト3位。妊娠満22週以降の死産と生後1週間未満の死亡を合わせた周産期死亡率(出産1千人当たり)は3・4人で、前年から0・3ポイント改善。全国平均(3・6人)を7年ぶりに下回った。

 糖尿病の死亡率は前年を0・7ポイント下回る14・2人で、全国43位から40位に改善した。徳島県の死亡率は1993年以降、07年を除き13年まで全国最下位だった。今回、順位は改善したものの、死亡率の全国平均10・8人は大きく上回っている。県健康増進課は「バランスのとれた食生活の普及や運動習慣が定着してきたが、引き続き健康づくりの取り組みを強化していく」としている。