個性あふれる力作を鑑賞する来場者=徳島市のあわぎんホール

 徳島県内の書家の力作を集めた第31回県書道展(運営委員会主催)が3日、徳島市のあわぎんホールで始まった。前期は6日まで。入場無料。

 無鑑査、一科、二科、公募の4部門に応募された作品に、審査員らの特別出品作を加えた計319点を展示。第1席の大賞に選ばれた田村元帥(げんすい)さん(25)=阿南市見能林町中村、会社員=の漢詩「白居易詩」は文字の構成に工夫を凝らした作品で、大きな題字と小さめの詩を勢いのある筆致で書き、若さを表現している。

 このほか、和歌を流麗な字形で表現した仮名や、墨の濃淡を強調した近代詩文など多彩な書が並んでいる。

 徳島市南昭和町の無職久保守さん(76)は「優れた作品ばかりで感激しています」と話した。
 後期は作品を入れ替え、8~11日に開かれる。