鳴門市のボートレース鳴門

 丸亀モーターボート競走場(香川県丸亀市)など10カ所で行われた不正事件を受け、ボートレース鳴門(鳴門市)のレースを運営する日本モーターボート競走会鳴門支部は、選手の検査態勢を強化した。

 選手が外部と連絡を取れないようスマートフォンなどの持ち込み禁止を徹底したほか、金属探知機4台を配備。手荷物検査などを行う人員を増やし、レース期間中の宿舎やロッカールームの抜き打ち検査も始めた。

 鳴門支部の福島英毅執行役員は「私物検査の徹底や選手指導に努め、再発防止に全力で取り組む」と話した。

 昨年行われた18のレースで順位を操作、見返りに現金計約3400万円を受け取ったとして、モーターボート競走法違反の疑いで再逮捕された元ボートレーサーは2011~18年に鳴門で開催されたレースに46回出走し、人気が高かった。鳴門でのレースは今回の逮捕容疑に含まれていない。

 ボートレースファン歴40年の鳴門市の男性(65)は「人気選手だっただけに残念。他の選手にも疑念を抱いてしまう。信頼回復に向け襟を正してほしい」と語った。