東北の刀が並ぶ企画展=海陽町立博物館

 東北地方で平安時代などに作られた刀を紹介する「日本刀の源流東北の刀」が、海陽町四方原の町立博物館で開かれている。23日まで。

 宮城県大崎市の中鉢美術館が所蔵する8点を展示。平安時代に岩手県一関市周辺を拠点とした日本最古の刀工集団とされる「舞草鍛冶」が作った太刀のほか、「綾杉肌」と呼ばれる波形の模様が刀身に入った刀「月山」などが並ぶ。

 東北の刀の起こりとされ、柄の先がワラビ状となっている「蕨手刀」の復元刀も展示。吉野川市鴨島町の刀匠で県無形文化財保持者の杉山正俊さん(92)が企画展に合わせて復元した。

 2日午後1時半から中鉢美術館の中鉢弘館長が講演し、東北鍛冶の歴史などを紹介する。