2019年1月、佐那河内村の知人男性宅や乗用車に放火したとして現住建造物等放火、建造物等以外放火などの罪に問われた同村、無職の被告の男(28)の裁判員裁判の論告求刑公判が31日、徳島地裁であり、検察側は懲役7年を求刑した。

 論告で検察側は、責任能力が低下していたとする弁護側の主張に対し「合理的判断に基づき一貫性のある行動を取っている。責任能力の低下は認められない」と指摘した。

 弁護側は最終弁論で「幻聴が聞こえ、衝動性が高まるなど精神障害や薬の影響があった」と主張した。

 起訴状によると、19年1月26、27両日の未明、知人男性宅に止まっていた車や木造2階建て住宅の外壁などに灯油をまき、ライターやマッチで放火するなどしたとしている。