合唱団員602人が高らかに歌い上げた「第九」交響曲演奏会=鳴門市文化会館

 第36回ベートーベン「第九」交響曲演奏会(鳴門市、認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会主催)が4日、同市文化会館で開かれた。アジア初演100周年を翌年に控える中、全国から集まった合唱メンバーは「第九」に込められた平和への願いを歌声に託し、最高のハーモニーを響かせた。

 ドイツ・リューネブルク市立劇場音楽監督で、今年3月に同市で行われた「第九」里帰り公演でもタクトを振ったトーマス・ドーシュさんが指揮。徳島交響楽団と、県内外の59団体・602人がステージに立った。

 クライマックスの第4楽章の合唱パートでは、公募で選ばれたソリスト4人と合唱メンバーが「歓喜の歌」を高らかに歌い上げ、約1350人の観客から惜しみない拍手が送られた。

 那賀町から友人と訪れた主婦稲澤弘江さん(65)は「合唱の響きが力強く、年々迫力を増している感じがする。来年の記念演奏会が楽しみです」と話した。