「伊勢音頭恋寝刃」を熱演する太夫の竹本友和嘉さん(左)ら=徳島市のあわぎんホール

 徳島の伝統芸能を新たな演出で紹介する「AWA伝統芸能創造発信プロジェクト2020」(県文化振興財団主催、徳島新聞社共催)が1日、徳島市のあわぎんホールで開幕し、約200人が情緒豊かな阿波人形浄瑠璃の世界を満喫した。

 徳島・淡路島、大阪、東京の太夫と三味線奏者の3組が「伊勢音頭恋寝刃~古市油屋の段」を上演した。徳島市の竹本友和嘉さんらが人形抜きの素浄瑠璃に挑み、情感を込めた語りを披露。東京で活動する竹本越若さんと淡路人形座がクライマックスを飾った。

 徳島市の自営業加集一夫さん(66)は「義太夫節と人形の一体感がすごかった」と喜んでいた。

 2日は多絃箏の邦楽コンサート、最終日の9日は阿波踊りにダンスや和太鼓を融合させたステージがある。