県南の磯でもグレやイサギなどが水面に浮き上がってしまうなどした赤潮の影響も見られなくなった。潮が上り水温が安定し、釣果が上向くことを期待したい。週末には天気が崩れる予報なので、レインウエアや釣行後の着替えなどを持参して、朝と日中の気温差が大きい時期だけに体調管理にも気をつけたい。

 [船釣り]<伊島沖>5日、水温12・5~13・2度。午前は波が高かったが、昼ごろから穏やかになった。乗合船で7人が42~49センチのマアジ150匹余り。30~36センチのイサギ10匹。25~35センチのチダイ20匹。

 <高知・行当岬沖>5日、波風ともに穏やかで緩い上り潮。8時から4時間、仕立船で2人が40~80センチのマダイ24匹。

 [磯]<和歌山・串本>5日、水温16・8度。東の風が吹き、うねりを伴い波が高かった。コレバイで徳島市の人がハリス1・25号にグレバリ3号、ウキ下3ヒロ前後で25~33センチのグレ3匹。(県釣連盟報道部)

 ■コラム■ 先日書いたマダイ狙い。水温の上昇とともに、マダイからチヌへシフトチェンジ。餌取りの活性も高くなるが、チヌも活性が上がると浅棚まで浮いてきて餌を捕食する時がある。その為に大切なのはマキ餌。私は、遠投ができて着水後すぐに拡散するのが理想。空気を抜いて締めれば遠投性は高いが拡散性が低く、水を多く入れると拡散性は高いが遠投ができなくなる。私は年中通して麦やペレット、カキ殻が多く入っている物を好んで使っている。数多くある配合材の中から自分好みのブレンドを見つけるのも楽しみのひとつではないだろうか。