児童らの実験を見守る白川名誉教授(中央)=阿南市の市科学センター

 電気を通すプラスチック「導電性高分子」の発見でノーベル化学賞を受賞した筑波大の白川英樹名誉教授を招いた特別実験教室が2日、徳島県阿南市那賀川町の市科学センターであり、県内の小中学生19人が参加した。

 白川名誉教授は、導電性プラスチックと金属で電気が流れる仕組みに違いがあることを説明した。児童らは化合物の溶液の入ったビーカーに食塩水を入れて電気を流すことで導電性プラスチックを合成。導電性プラスチックを使った電池に充電や放電を繰り返して電圧などを測った。

 白川名誉教授は「ビーカーは白い紙の上に置くと色の変化が分かりやすい」などとアドバイスした。

 富岡小6年道上友陽(ともあき)君(12)は「専門用語がたくさん出てきて難しいかなと思ったけど、実験はうまくいった」と楽しんでいた。

 実験教室は日本科学未来館(東京)と全国科学館連携協議会が全国で開いており、県内では3回目。