徳島市役所に今春新規採用された職員45人を対象にした阿波踊り研修が6日、同市役所であった。
有名連に所属する先輩職員3人が講師を務めた。新人職員は「もっと笑顔で」とアドバイスを受けながら、腰を低くして力強く手を前に出す男踊りと、手をしっかり上げて足は蹴り上げる女踊りの基本を学んだ。
初めて踊ったという仙台市出身の斎藤龍馬さん(24)=徳島市八万町内浜=は「左右の手足を同時に出すのが難しいけど、楽しく踊れた」と話した。
市は今夏の阿波踊り開催に向け、新たな実行委員会を月内に立ち上げる。観光課の担当者は「研修を機に踊りに参加して本番を盛り上げてほしい」と期待した。