ホールに歓喜の歌声を響かせる出演者=鳴門市鳴門町の大塚国際美術館

 第36回ベートーベン「第九」交響曲演奏会の特別公演(認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会など主催)が5日、鳴門市鳴門町の大塚国際美術館で開かれた。バチカンのシスティーナ礼拝堂を再現したホールに歓喜の歌声が響き渡り、約300人が聴き入った。

 4日に市文化会館であった演奏会に引き続いてトーマス・ドーシュさんが指揮した。県内外の35団体から出演した196人が、ピアノ伴奏に合わせて交響曲第九番の第4楽章を披露した。4人のソリストによる独唱やピアノ演奏もあり、喝采を浴びた。

 友人と訪れた和歌山県岩出市の渡名喜(となき)紗代子さん(73)は「合唱やピアノの響きが素晴らしく、壁画鑑賞も楽しめた」と満足した様子だった。