マスクが売り切れた商品棚=阿南市内

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大への不安から、徳島県内の量販店などでもマスクの品切れが相次ぎ、購入できない客が不安を募らせている。

 エビス漢方薬店(徳島市佐古三番町)では入荷してもすぐ売り切れるという。日本製の箱買い用が売れ筋で、店主は「次はいつ、どれだけ入荷できるか分からない」と話す。

 来店した近所の女性(80)は「予備のマスクが一枚もないので探さないといけない」と困り顔だった。

 つるがや薬局(徳島市大道1)も、ウイルス対策用のマスクで同様の状態が続く。店主は「今後の入荷状況が見通せず、販売制限も検討しないといけない」と話した。

 キリン堂阿南店(阿南市学原町)でも、ほとんどのマスクが売り切れ、手などに使うアルコール消毒液も品薄になっている。

 同店の薬剤師によると、2月1日にはマスク売り場に客が詰め掛け、開店後わずか30分で売り切れた。その後、1家族2個までの限定販売にした。「都市部で暮らす子どもに送りたい」との声も聞いたという。