知人男性の頭や腹を刃物で切り付けて重傷を負わせたとして、徳島県警組織犯罪対策課と阿波吉野川署は3日、殺人未遂の疑いで、阿波市、特定抗争指定暴力団神戸山口組傘下組員の男(44)を逮捕した。「殺意はなかった。何を使ってどのように暴力を振るったのか覚えていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、3日未明に自宅で、近くに住む40代男性の頭や腹、右腕などを所持していた刃物のようなもので切り付け、切り傷や刺し傷などの重傷を負わせたとしている。

 署によると、2人は2日夜、阿波市内の飲食店で酒を飲み、口論になった。店を出て組員宅に移った後に、組員が居間で男性を襲った。3日午前2時20分ごろに組員の妻が119番。血を流して倒れていた男性を救急隊員が見つけた。

 組員も足に軽い切り傷を負った。

 署は2人に何らかのトラブルがあったとみて動機の解明や凶器の特定を進める。