徳島健生病院(徳島市下助任町4)で受診した北島町の男性理容師=当時(69)=が死亡したのは医師が急性心筋梗塞の症状を見落としたためとして、遺族が病院を運営する徳島健康生活協同組合に約4887万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が3日、徳島地裁であり、病院側は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。

 病院側は答弁書で、急性心筋梗塞は胸部の締め付け感や激しい痛みが特徴で、男性は胸の痛みを訴えていなかったと指摘。「直ちに心筋梗塞を疑えない患者に通常、心電図検査は行わない」と主張した。