任期満了に伴う美馬市議選(定数18)が、8日告示される。定数を現在の20(欠員1)から2削減して臨む選挙に現職16、元職1、新人3の計20人が立候補の準備を進めており、定数を2人上回る選挙戦になりそうだ。

 地区別の内訳は、脇町(3月1日時点の有権者数1万3315人)が現職6人、元職1人、新人1人。美馬町(6670人)が現職4人、新人1人。穴吹町(5167人)が現職6人。木屋平地区(614人)は新人1人。

 党派別では公明1人のほかは無所属。

 残りの現職3人のうち2人は引退し、1人は来春の県議選に立候補する。

 各立候補予定者は地元を中心にあいさつ回りをしている。多くの陣営が地縁血縁、知人を頼った従来型の手法で浸透を図っている。リーフレットで起業支援や幹線道路改良などの施策を訴える予定者もいる。

 立候補受け付けは8日午前8時半~午後5時に市役所101、102会議室で行う。投票は15日午前7時~午後8時、市内30カ所で。うち7カ所は投票締め切りを1~2時間繰り上げる。

 3月1日時点の有権者数は2万5766人(男性1万2148人、女性1万3618人)。