本年度の事業計画を決めたはぐくみ徳島実行委の総会=徳島新聞社

 出産や育児に夢を持てる社会の実現を目指す「はぐくみ徳島実行委員会」の総会が6日、徳島市の徳島新聞社であり、恒例の次世代育成支援イベント「おぎゃっと21」を5月3、4の両日、同市のアスティとくしまで開くことを決めた。

 テーマは「心とからだ、より豊かに、より健やかに」。ベビー用品や育児情報を提供する「乳幼児&マタニティーコーナー」に、アート作品と一緒に乳幼児の写真を撮影できるコーナーやカフェを新設する。

 オープニングセレモニーでは、マタニティー写真をスクリーンに映して来場者で祝福する。0歳児向けの「泣き相撲」や「ハイハイレース」を催すほか、学生ボランティアによる絵本の読み聞かせを行うスペースを設ける。県医師会や県助産師会などによる健康相談コーナーもある。

 総会には、県や県内8市の担当者ら20人が出席。本年度事業計画として、企業・団体から募った「はぐくみ基金」を活用した子育て支援イベントを県内各地で開くことなどを決めた。