産官学の関係者が船出を祝ったメディアドゥテック徳島の開所式=徳島市のジャストシステム徳島本社ビル

 那賀町出身の藤田恭嗣(やすし)氏(43)が創業し、社長を務める電子書籍取次大手「メディアドゥ」(東京)などが設立した合弁会社「メディアドゥテック徳島」の開所式が7日、徳島市のジャストシステム徳島本社ビルで行われた。3年後に100人の地元雇用を計画しており、産官学の関係者が地域活性化への貢献に期待しつつ船出を祝った。

 開所式には県や経済団体、金融機関、マスコミなどの約90人が出席。メディアドゥテック徳島の社長に就いた藤田氏が事業内容や今後の展開について説明し「メディアドゥでは(2017年2月期の約6倍の)売り上げ1千億円、利益100億円を目指している。これを実現するためメディアドゥテック徳島と連携して頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 この後、来賓の飯泉嘉門知事らが祝辞を述べた。

 メディアドゥテック徳島は、メディアドゥと、ソフトウエア開発などを手掛けるテック情報(板野町)、同社子会社の徳島データサービス(徳島市)の3社が3月に設立。メディアドゥから一部業務の移管を受け、出版社から電子書籍を仕入れ、電子書店に卸す取り次ぎに必要な作業に当たる。1日から作業を始めており、今後、システム開発なども手掛ける。

 本社はジャストシステム徳島本社ビル4階に置き、人員は地元からの新規採用者2人とメディアドゥ、テック情報からの出向者4人の計6人でスタート。17年度内に20人に増やす。