シンポジウムに向けて打ち合わせをする関係者=徳島市内

 徳島大は15日、被災者に寄り添って生活再建を支援する「災害ケースマネジメント」を学ぶシンポジウムを、徳島市の常三島キャンパスで開く。東日本大震災で注目を集めた支援方法で、他県の先進事例から官民連携の在り方を考える。

 災害ケースマネジメントは個人によって異なる被災状況を把握して支援計画を立て、複数の施策を展開する仕組み。仙台市などへの導入を助言した京都経済短期大の菅野拓講師が基調講演する。

 パネルディスカッションでは、災害ケースマネジメントを全国で唯一、条例に明記している鳥取県をはじめ、広島、岩手両県での導入方法や成果、課題を紹介する。

 徳島大によると、仙台市では行政やNPOなどが連携。仮設住宅を個別訪問して生活再建が進まない理由を聞き取り、専門家らが支援した。徳島でも南海トラフ巨大地震などによる被災後の円滑な支援には、関係機関の平時からの連携が欠かせないと考え、初めて企画した。

 午後1時半から3時間。定員約300人。無料。申し込みは電話とメールで受け付ける。締め切り9日(電話は午前9時~午後5時)。

 問い合わせ、申し込みは徳島大・美波町地域づくりセンター<電0884(70)1274>、メールアドレス<tokushima‐minami@tokushima‐u.ac.jp>。