バーニー・サンダース氏、78歳。エリザベス・ウォーレン氏、70歳。ジョー・バイデン氏、77歳。マイケル・ブルームバーグ氏、77歳。米大統領選、民主党の党候補指名争いは高齢者対決になるかと思いきや。

 初戦の中西部アイオワ州でトップに立ったのは38歳、ビート・ブティジェッジ氏。インディアナ州はサウスベンドの前市長。といっても人口は約10万人ほどで、「経験不足」との声もある。同性愛を公言している。

 激しい争いを勝ち抜いても、得るものは取りあえず民主党候補の地位だけだ。驚いたことにブルームバーグ氏は、既に270億円以上の資金を投入したという。本邦参院選でも一議員に1億5千万円が渡るそうだから、世界に冠たる国の大統領候補の候補ともなれば、驚くことはないのかもしれない。

 いつになったら空で言えるか。当方少々悩ましいブティジェッジ氏と競り合うのが、最左派サンダース氏。格差の広がる社会で、貧しい人に寄り添う自称「民主社会主義者」。

 異色の両氏が躍り出た。左派の上院議員ウォーレン氏、有力視された中道のバイデン氏は一歩出遅れた。

 これほど再選が望まれない大統領も珍しかろうトランプ氏、73歳に、対するのは誰か。世界が注目する長いレース。わが方のリーダー選びと引き比べ、毎度ながら、かなりうらやましい仕組みだ。