イシマササユリの球根を移植する新野高、阿南工高の生徒ら=阿南市の伊島

 阿南市の離島・伊島に自生する希少植物イシマササユリの保護に取り組む新野高校(同市新野町)と、2019年春に統合する阿南工業高校(同市宝田町)の生徒ら約30人が9日、バイオ技術で培養した球根約300個を島に移植した。

 植物バイオテクノロジーを学ぶ新野高の3年生や、阿南工高の2、3年生、地元の伊島中学校の1~3年生らが参加。新野高生が2年間培養した直径2~3センチの球根を、島南部にある遊歩道沿いに約50メートルにわたって植えた。早ければ2年後には開花する。

 新野高の撫中秀太さん(17)は「培養した球根がきれいに咲くよう願いながら植えた」と話し、阿南工高の成松凌太さん(17)は「島を代表する花を守る活動に参加できて良かった」と喜んだ。

 新野高の移植活動は1987年に始まり、毎年6月と11月に行っている。阿南工高は統合に向けた学校間連携の一環で、昨秋から参加している。