豆腐に針を刺す参列者=徳島市新町橋2の天神社

 使えなくなった縫い針を供養する「針供養」が8日、徳島市新町橋2の天神社であった。和裁士ら約40人が感謝の気持ちを表し、裁縫の上達を祈願した。

 徳島和服縫製連合会と日本和裁士会徳島県支部の会員が参列。滝本雅紀宮司らによる神事の後、折れたり古くなったりした針を豆腐に刺し、手を合わせた。

 37年間和裁士をしている徳島市南田宮4の上由紀代さん(55)は「健康で着物を縫えるのがありがたい。いつまでも続けられるよう祈った」と話した。

 針供養は、針をやわらかい物に刺して休ませる風習。天神社では、事始めの2月8日と事納めの12月8日に行われている。