県南部への移住促進に向けた合宿ツアーをPRする丸本会長(右端)ら=東京都中央区の移住・交流情報ガーデン

 県南部への移住者を増やそうと、8月に海洋レジャーなどの体験型観光と運転免許取得をセットにした女性限定の合宿ツアーを開く海陽町と県などが10日、東京都中央区の移住・交流情報ガーデンでPRセミナーを開いた。移住を考えている女性らにツアー内容や地域の魅力を紹介し、生活環境などの情報を提供した。

 首都圏から約40人が参加。トークセッションでは、4月に発足した「KAIFU創造的移住研究会」会長で阿波尾鶏の生産販売を手掛ける丸本(海陽町)の丸本昌男会長、徳島文理大総合政策学部の床桜英二教授、徳島かいふ自動車学校の横山敦社長が登壇した。

 床桜教授は「町づくりは女性が主役。新たな人生への挑戦が地域を元気にする」と強調。地方での生活に不可欠な普通運転免許も取得できるツアーへの参加を呼び掛けた。丸本会長は「太陽のにおいがする町は人も温かい」、横山社長は「低コストで暮らせる。のんびりと人生を送るには最適」とPRした。

 また、海陽町出身の料理研究家浜内千波さんの講演と、浜内さんがレシピを考案した阿波尾鶏を使ったサラダの試食もあった。

 四国への移住を考えている東京都葛飾区の会社員早川英子さん(35)は「東京育ちで古里というものがないので、地方に興味がある。豊かな自然と新鮮な食材は魅力。ツアーに参加してみたい」と話した。