ドリブルやシュートの練習をする「徳島モンキーズ」のメンバー=徳島市の県立障がい者交流プラザ

 来年予定されている知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)」冬季世界大会の選考会を兼ね、21~23日に北海道である国内大会に、徳島県から唯一出場するフロアホッケー県代表チームが練習を重ねている。4年前の前回はメンバーが集まらず出場を断念しただけに、チームはメダル獲得を目標に掲げて2大会ぶりの日本代表入りを目指す。

 出場するのは、スペシャルオリンピックス日本(SON)・徳島に所属する「徳島モンキーズ」の12人。大会には全国の17チームが参加し、レベルに応じて組分けされ、各組でメダル獲得を目指す。

 徳島モンキーズは2003年の創設。12年に国内大会で銀メダルを獲得し、4人が翌13年の世界大会で日本代表入りした。16年はメンバーの多くが仕事の都合などで辞退し、国内大会に出場しなかった。

 今回のチームは、キャプテンの西川徹也さん(34)=徳島市大原町余慶=ら13年の世界大会に出場した4人が中心。初心者や経験が浅いメンバーもおり、全員が仕事と両立させながら徳島市の県立障がい者交流プラザで月2回練習している。16日に最後の打ち合わせをして本番に挑む。

 競技歴17年の西川キャプテンは「みんなで力を合わせて金メダルを狙いたい」と意欲を見せる。

 SON徳島は、スポーツを通じて知的障害者らの社会参加を促そうと1997年に設立された。フロアホッケーのほか、陸上、テニスなど9種目の約50人にトレーニングの場を提供したり、競技会を開いたりしている。

 フロアホッケー アイスホッケーに似た競技。1チーム6人が床の上で直径20センチのドーナツ型パックにスティックを差し入れて操り、相手側ゴールに入れて得点を競う。