徳島地裁

 女性に性的暴行を加えたとして強制わいせつ致傷罪などで起訴された元銀行員の被告の男(24)=徳島市国府町=を監禁し、金を脅し取ったなどとして、傷害や恐喝、逮捕監禁などの罪に問われた無職の被告の男(26)=阿南市長生町=ら4人の論告求刑公判が12日、徳島地裁であり、検察側は懲役3年6月~7年を求刑した。

 検察側は論告で「強制わいせつ事件を起こした元銀行員の被告の男の弱みにつけ込んだ卑劣で身勝手な犯行」と非難。犯行を率先したとして無職のの被告の男に懲役7年、バー店長の被告の男(22)=徳島市八万町=と建設業の被告の男(22)=同市八万町=に懲役4年、飲食店経営の被告の男(23)=同市八万町=に懲役3年6月を求刑した。

 弁護側は最終弁論で「元銀行員の被告の男が(無職の被告の男らに)性的暴行を否認し、2度逃走したためバーに連れ込んだ。財布や携帯電話を取ったのは身分確認のためであり、正当行為だった」などと主張した。

 起訴状によると、昨年3月1日、徳島市のバーに元銀行員の被告の男を監禁し、顔を殴るなどして10日間のけがを負わせ、現金入りの財布を奪ったなどとしている。