昨年3月28日に徳島市のコンビニで男が拳銃を暴発させた事件で、県警組織犯罪対策課と徳島中央署は13日、事件で使われたとみられる拳銃を鳴門市内の墓で見つけ、銃を隠したとする銃刀法違反(所持)の疑いで男女2人を逮捕した。

 逮捕されたのは、鳴門市、無職の男(57)と、徳島市、無職の女(61)の両容疑者。容疑者の無職男は、コンビニで拳銃を暴発させた受刑者の男(54)=徳島市、銃刀法違反罪で服役中=の知人で、容疑者の無職女は受刑者の男の元妻。

 容疑者の無職男の逮捕容疑は、自ら管理する鳴門市内の墓に拳銃1丁を保管、所持。容疑者の無職の女の逮捕容疑は、昨年7月3日ごろ、拳銃1丁を自宅で所持したとしている。

 県警は暴発事件時に受刑者の男の関係先を家宅捜索したが拳銃は見つからなかった。受刑者の男の交友関係などから容疑者の無職男が浮上。13日に墓などを捜索し、拳銃を見つけた。拳銃は紙や布、ビニールに包まれ、実弾とみられる弾丸4発と共に墓の納骨所に入れられていた。銃に実弾は装塡されていなかったという。

 署によると、無職男、無職女両容疑者は知人で「昨年7月3日ごろ、容疑者の無職女宅で拳銃を受け渡した」と供述している。容疑者の無職女は当時、受刑者の男と同居し、暴発事件の際も受刑者の男と一緒にいた。県警が銃の保管場所や受け渡した経緯などを調べている。