傘やレインコートを買い求める客=徳島市の徳島ロフト

 梅雨に入り、徳島県内の量販店や雑貨店で傘、レインコートなどのレイングッズ商戦が熱を帯びている。近年多発しているゲリラ豪雨などに備え、傘は耐久性や携帯性に優れた品が人気。傘差し運転など、危険な自転車運転者に安全講習を義務付ける改正道路交通法が2015年6月に施行されたのを受け、各店ともレインコートの品ぞろえも拡充させており、客の取り込みを図っている

 徳島ロフト(徳島市寺島本町西1)は、4月下旬に専用コーナーを設けた。傘は骨が通常の2倍あり、強風にあおられても壊れにくい商品が好評。折り畳み式では、骨の一部にプラスチックを使うなどして軽量化した商品が売れ筋という。

 レインコートは、自転車の利用者向け商品を多くそろえ、中でも前かごごと覆えるポンチョタイプがよく売れている。雨の日が続いてもリラックスできるよう、傘やコートにひとふきすれば、ラベンダーなどの香りがするミストスプレーを買い求める客も多い。

 デザイン豊かな品ぞろえを打ち出すのはイオンスタイル徳島(同市南末広町)。傘約200種類、レインコート約50種類を用意しており、徳岡謙治営業課長は「機能性だけでなく、他人とは違う物を身に着けたいと、デザインを重視する客が多い」と話す。

 傘ではデザインの異なる6種類のビニール生地を張り替えられる自社ブランド品、レインコートでは自転車通学の高校生らがリュックサックを背負いやすいよう、背中部分にゆとりを持たせた品の売れ行きがいい。

 傘・レインコート専門卸売のアテイン(同市東沖洲2)では頑丈な傘の注文が多く、浜田篤志社長は「ゲリラ豪雨など全国で大雨が相次いでいることが影響しているのではないか」と分析する。レインコートも道交法改正後、売り上げが1・5倍に増えたという。