老朽化に伴い撤去されるそごう徳島店のネオン看板=16日午後2時ごろ、徳島市元町1

 そごう徳島店(徳島市)は16日、老朽化した建物側面のネオン看板を撤去した。2017年から進める更新作業の一環。8月末の閉店が決まっており、撤去作業は「早くも閉店準備に入ったのか」と行き交う市民をざわつかせた。

 撤去したのはアミコビル東側のネオン看板1基で、縦約15メートル、横約2メートル、奥行き約1メートル。両面に赤の電飾で「SOGO」と表示され、開業した1983年から使用されてきた。

 同店によると、ネオン看板はビル屋上に3カ所、側面に2カ所ある。2017年から文字色をイメージカラーの青に変更する作業に着手し、19年までに4カ所で完了した。残った側面の看板は、設置から30年以上たっているため撤去を決めた。担当者は「看板の更新は随時進めている。閉店準備とは関係ない」と説明する。

 16日午後1時半ごろ、取り外された看板が大型クレーンで宙づりにされると、通行人は写真に収めるなどして名残惜しそうに見守った。徳島市佐古二番町の男性(89)は「少し早いが、今のうちにできる作業を済ませたのだろう。見慣れた看板がなくなり、一気に寂しくなった」と話した。